レーゼ ツァイト(Lesezeit)

ジャパンライフ!日本でしか味わえない体験

私は、ロータリーの奨学で松山市に滞在していましたが、日本で言う「アルバイト」を松山市の中央駅前の「そごう」で体験しました。当時、松山市には「そご う」と「三越」があって、いわゆるライバル同士でした。さて、毎週そごうの7階で開かれていたロータリー会議には、私も参加してドイツやドイツ文化につい て話しました。ある日、その会議へ行く途中に私を採用してくださった上司の部長さん呼び止められました。部長さんは、私を最寄りのカウンターまで引っ張る ように連れて行って、無言で(私は当時まだ日本語が殆ど出来ませんでした)。私の持っていた三越の紙袋から中身を取り出して、そごうの紙袋に入れかえてか ら私に返してくれた。部長さんは、わけが分からずに立っている私の目の前で、空の三越の紙袋を屑籠に捨てて満足したように見えた。ライバルのデパートの紙 袋を持ってデパートの制服を着た外国人の私が、お客さんの目に留まったりロータリーの人達に見られたりすることが、日本で常識はだということを、この時の 部長さんの行動と表情から学びました。ロータリー会議では、いつも最初に参加者全員が立ち上がって、厳かに日本の国歌とロータリーの歌を歌いました。

1991年に20歳のドイツ人が体験した異文化を記した文化日記「ジャパンライフ!」より
 

 

 



茨城県水海道市の日系ブラジル人

茨城県水海道市:日本人と日系ブラジル人の相互関係

日系ブラジル人と地元住民の「相互関係」を「統合・インテグレーション」のプロセスに取り込むためには、水海道市行政が積極的に活動を開始しなくてはいけ ないという課題があった。そのためには2003年に水海道市で行なわれた商工会青年部のパネルディスカッションで市に提出された要望に適切な対応策を見つ けるとることが問題解決の第一歩となる。「言葉の壁」以外に「統合・インテグレーション」へ踏み込むための...
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田村・クラウディア:「統合・インテグレーション」のための準備とその促進政策 ― 茨城県水海道市の日本人と日系ブラジル人の相互関係、社会学ジャーナル第30号、p.31-54、筑波大学社会学研究室、2005年3月発行