日本と私

故郷である黒い森のフライブルク市の姉妹都市松山市に一年間語学留学し、日本が私の情熱となったのは23年も前のことになります。それから現在まで、日本人、日本語、日本の文化と考え方、日本の経済と政治に関して大きな関心を持ち続けてきました。

日本人の父親をもちドイツに生まれ育っている二人の娘たちにとって日本は故郷で、私にとっても日本が一つの故郷となりました。

私のルーツはルーマニアのヘルマンシュタットで(500年ぐらい前にドイツから移民したドイツ人が多く住んでい た町)、8歳まではルーマニアで育ち、家の中はドイツ語、外はルーマニア語という教育を受けてきました。その後、家族はドイツのフライブルクに引っ越して きました。最初は、ドイツでも違和感がありましたが、二年後に高校へ(ドイツ・フランスギムナジウム)入ったころから新しい故郷にも慣れて、完全にドイツ を好きになることができました。そして、松山市滞在がきっかけとなり、ボン大学で日本学を学ぶことになりました。
 

ドイツ及び日本における職歴

  • 筑波大学、社会学部社会学研究室、外国人研究者としてインタビュー、データ分析、論文発行
  • 臨床薬品開発会社FOCUS Clinical Drug Development GmbH ビジネス開発部、ビジネス開発マネージャー主に日本マーケット担当、日本マーケット戦略のコンセプト開発、日本出張計画及び実施、顧客サービス、日米欧における新顧客開発
  • ジェトロInvest Japan Division(日本におけるドイツ企業進出を促進)デュッセルドルフ室長補佐としてPR及びマーケットプロジェクトの担当、キーアカウントマネージメント、マーケットリサーチにおけるコンセプトの立案及びリサーチ実施
  • デュッセルドルフMax-Planck-Institut für Eisenforschung GmbH(MPIE)でPRマネージャーとして研究者と産業界と間の橋渡し、リサーチコーディネーション
  • デュッセルドルフRoland Berger Strategy Consultants GmbH パートナー秘書として日本企業に関してのマーケティング・リサーチ
  • 三菱商事デュッセルドルフ支店・エッセンシェンカー西濃での職務経験もあり、デュッセルドルフ日独経済界での輸出コンサルティングインターシップ
  • ボン日本学術振興会連絡事務所で翻訳・通訳。(経済・教育・科学二ユースの翻訳・日本からの訪問の際における通訳

ビジョン

日本とドイツの両国に対する強い愛着から今回、田村インターカルチャーサービスを立ち上げました。当社の提供するせミ ナー、ドイツ語クラス、通訳・翻訳、日本企業に対するビジネスサポートなどのサービスを通して、異文化間の壁を少しでも取り除けるよう、お手伝いできれば と思います。また、エデュテイメント(Edutainment、教育的エンターテイメント)と呼ばれる、楽しんでいるうちに自然に知識が身に付くイベント を企画し、多くの方に異文化をより身近に感じていただけるよう工夫してまいりたいと考えています。
 

筑波大学とボン大学の学歴

  • ボン大学日本学部卒業(副専攻政治学及び経済学)
  • ボン大学日本学部・筑波大学人文社会学博士号取得テーマは:「日系ブラジル人と日本人の相互関係」
  • ボン大学にて「外国語としてのドイツ語」を学び外国人向けドイツ語教師資格取得
  • 東京とデュッセルドルフのゲーテインスティテュートにて研修
     

 

日本語とドイツ語の出版物

田村クラウディア:「統合・インテグレーション」のための準備とその促進政策 − 茨城県水海道市の日本人と日系ブラジル人の相互関係、筑波大学社会学研究室の研究室誌「社会学ジャーナル」第30号への論文

Tamura Claudia: Arbeitsmigration und gesellschaftliche Entwicklung in Japan: unter besonderer Berücksichtigung der Integrationsperspektiven von brasilianischen Nikkeijin-Arbeitnehmern in der Kleinstadt Mitsukaido, Bonner Japanforschungen, Band 24, Bier’sche Verlagsanstalt, 2005